「いつの間に・・・」

またまた、ご無沙汰してしまいました。2週間に1度は記事を書こうとの志もならず、明日8月8日はもう立秋です☆新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋は、余丁町、住吉町・・・と毎日が夏祭りです。

 生徒たちの若いパワーに圧倒されて毎日を過ごしている小生です。それでも夏休みは外国へヴァカンスに行く生徒が多く、私たちの時代と比べて隔世の感があります。日本の国力は確実に衰退しているのですが、円の為替相場はかつての高値を遙かに凌いだ高値をつけています。腐る前が一番おいしい日本なのでしょう。

 さて、このところ黙って当局から規制がかけられて情報の検閲・統制が行われているのでは?と疑わしい原発関連ニュースの内容と情報量ですが、私がちょっと驚いたのは原子力発電所が日本には50カ所以上あると言うことです。
「いつの間に?!」という思いがするのは、私だけでしょうか?

 かつて、イマワノ・キヨシロウの歌に「いつの間に30以上もあるんだ」というフレーズの入った歌があったのですが、その歌はいつの間にか歌われなくなってしまいました。これも、密かにオカミの”おたっし”があったのでしょう。

曙橋 個別指導塾 プレアデス

甘い話

 だいぶご無沙汰してしまいました。時はすでに夏至を過ぎて夏!新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋は、コンクリート・ジャングルならではの照り返しでヒートアップ。生徒の成績も気温上昇に比例してうなぎ登りになってくれと願う今日この頃です。
 地震が来てから生徒もどんどん入ってき来て、小生の事務処理能力も原発並みに臨界状態でてんてこ舞いとなっております。

 さて、昨今では単身赴任での一人暮らしの方が、またおおくなっているとか?
最近では男子がお弁当を自分で作るのがトレンドとなっている時代なので、存外一人暮らしでも食事には困らない程度の料理ができる男の人は多いのかもしれません。

 小生は毎日お弁当派ではありますが、自分で作るなどとはとてもとても・・・
先日、知人と食事をしている時お弁当の話になって、小生が
 「いつもお弁当箱の隅にちょこっと煮豆が入っているんだ」と言ったら、料理に腕のある彼は、「和食ってさ、だし巻き卵や煮物には、みりんとか使うだろ。だけどフレンチやイタメシとかの料理って甘いものがないだろ?だからデザートに甘いものを食べるんじゃないかな。和食って食後に甘いものがなくても別に気にならないのは料理の中に使っているからなんだよね」と続けた。

 なるほど☆
そう言えばお弁当箱の片隅の煮豆を何となく〆に食べていたのは、あれはデザートだったのか!

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今年は気温の低い日が続き、まだ桜の花を楽しむとができていますね。入学式も終わり、いつもならとっくに葉桜の季節ですが、新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋も、今日が桜吹雪になっています。

願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ

とは、言はずもがな西行の歌ですが、今年は震災で、桜の下での宴会もなく
少々淋しい花の季節となりました。
 蘊蓄(うんちく)を得意とする知人に言わせると、桜の種類は凡人の予想を遙かに超えるたくさんの種類があり、私たちのよく知っている“ソメイヨシノ”は多くの桜の中では、実は不細工な花の方なのだそうです。

美人薄命という言葉のアンチテーゼとして、不細工だけど丈夫が取り柄で子孫をたくさん増やし、花と言えば桜、桜と言えば染井吉野と言われるまでになったのだそうです。不細工とは言え、生き残り桜の中でのし上がる迄の手練と戦略を持ち合わせていたのだから評価されてしかるべきでしょう。こういう手練と戦略こそ、政治家に期待したいところなのですが・・・

 さて西行に戻りますと、ソメイヨシノが不細工な花だと言うことを認めると、西行の詠んだ桜はソメイヨシノではないのではと考えられましょう。なんと言ってもあの西行が、不細工な桜花の下で死にたいとは思うはずがないと思うからであります。

 では、歌の中の桜花は何だったのでしょうか。”近畿豆桜”か”越の彼岸”(これらはソメイヨシノより早い)かはたまた”楊貴妃”(これはソメイヨシノより遅く弥生に近くなる)だったのか・・・しかし「きさらぎ」と”散り方=死に方”を考慮すると、やはり歌の桜は”ソメイヨシノ”で正解なのでしょう。

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猫の肩

 春は曙、塾は曙橋。夏は夜、夜空の星はプレアデス。新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋の生徒たちは、ほとんどの塾生が学年末考査の成績が大きく上がって新学年に胸を弾ませております。

 さて、私は年のため年々視力が落ちてきているにも拘わらず眼鏡をしないため、肩こりが慢性的になっております。そして、家人も肩こりで・・・。という状況になっております。我が家だけでなく、肩こりは今や日本の国民病化しているように思われます。

 こんな折、かの有名な国民的テレビ番組で『肩こりが治る』というテーマで放送をしたため家人はメモ用紙を片手に一言も聞き漏らさないようにその番組を見ていたようです。
結果としては、私の肩凝りも家人の肩凝りも治る種類の肩凝りではないと言うことが分かったようです。

 その番組によれば、直る種類の肩凝りは鎖骨に問題のある人だけなのだそうです。

 さて、その鎖骨、猫にはあって犬にはないのだそうです。ネズミや熊にも鎖骨があるのだけれども、キリンや象にはないのだそうです。

 そういえば昔、「猫の肩を揉んであげると喜ぶんだよ」といっていた友人がいたけれども、私はたいして気にしていませんでした。今になって、「あれは本当だったのかもしれない」と思っている次第です。

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本の臭い

 新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋の生徒たちは、早くも新学年の顔が板に付き頼もしくなってきました。

 電子書籍の広がりで端末がまた面白くなってきたようです。
「ようです」というのは、私は未だスマートフォンiPadも持っていないからです。そのうえ本業の辞書群はまだまだ紙ベースで電子版とはいかないので、どこか高みの見物といった感がある次第です。

 思うに、私は本を読むことの好きですが、本屋めぐりも好きなのです。
本屋街をブラブラするのは非常に楽しい散歩であり、手に取った本が素晴らしい掘り出し紋だったりすると喜びは“何をか況や”です。

 本屋は耳障りな音楽もなく、図書館のように静かで、また何よりも独特な臭いがあります。この故に、私には何時間でも居られる立ち去り難い場所なのです。

 そのせいか、我が家にも塾の教室にも本が書棚に入りきらずに、所狭しとうず高く平積みされていて、人間はその合間で生活している状態です。
 「地震が来たら、本の下敷きになってしまう」と言って、友人たちは怖がって、来るとすぐに帰ってしまいます。

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伊達直人

 2月1日からの中学入試決戦も無事終わり、ちょっと一息。また、すぐに高校入試ですが「忙中閑アリ」でブログ更新ができました。 新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋の生徒たちも、春の息吹を感じさせる新入生・新学年の顔になりました。

さて、前回はお正月番組の「白熱教室」の話を書いたのですが、今日はその時の続きで「課税」について考えてみたいと思います。
 番組の中で「お金持ちはなぜ多く税金を払わなければならないのか」という話が出たのですが、「人々は才能や環境、ましてや人種を選んで生まれてくるのではないのだから、才能や運によって得られた利益を分配するのは間違っているとは言えない」といのが一つの結論でした。

 先般、多くのタイガーマスクこと伊達直人の行動は、「分配の公平」を実現した一つの形であると考えられましょう。上から目線の『施し』ではなく、より豊かで多くを持てる運命のもとに生まれた人が、より少なくしか持ちうることのできない人々(豊かにならんとする努力を放棄した人々を除きます)に分配するということを実践したものだと言えましょう。

 本来、所得の再分配と配分先の決定こそが政治の仕事であるはずなのですが、大義も矜持も持っていない現在の権力者たちは、自らを肥やし保身することにのみに専念してコップの中の嵐を楽しんでいるように見受けられます。
 また企業経営者達にしても少し前までは、功績のあった者・優秀かつ有能な人材・人徳のある者等に対して、現在よりは労働分配率が高かったのです。だから、一億総中流という幻想も存在し得たのです。翻って鑑みるに、今日の企業リーダーたちは役員になったら会社を私物化してよいとでも思っているくらいの高給を低労働分配率の上でむさぼっています。これも漢籍や古典を学ばなくてもかまわないとする学力低下の影響の表れとも受け取れます。

 株主は総会でどんどん物を言って、企業倫理と社会倫理を社会要求に近づければよいのです。多くの伊達直人たちは、高邁な政治理念や政治哲学を学ばずとも自らの意志と自らの感性で、温かい行動をしたのだろうと思います。

曙橋 個別指導塾 プレアデス

そんなには要らない?

 新宿・四谷・市谷・神楽坂に隣接するここ曙橋の生徒たちも、寒の入りとともに入試の緊張感を際立たせています。

さて、1秒間の給料=150ドル(約12500円)⇔1分間の給料=9000ドル(約75万円)⇔1時間の給料=54万ドル(約4500万円)・・・この人は誰でしょう?

ビル・ゲイツです。
お正月のTVで「ハーバード白熱教室」の再放送をやっておりました。
その中の課税についての話で出てきた内容です。ビル・ゲイツの資産は400億ドルだそうで、彼が会社を立ち上げてから今日までの16年間に1日12時間働いたとして1秒当たりいくら稼いだことになるのか?という問題。
答えは1秒当たり150ドル。
このところの円・ドルレートを83円と計算してなんと1秒間に12,450円!

ちなみにこの番組は、真夜中の零時に始まって明け方の4時までという実に過酷な時間帯に放送したのです。私は録画をしても後で見る時間もないだろうと思い、重い瞼と闘いながらい見ておりましたが、あさましくもこの話題が始まったら目がパッチリ、思わずメモを取ってしまいました。ドルで言われてもピンとこないので、円に換算して秒給12,450円ということで納得。しかし、時給以上の計算をする気には毛頭なれずというところでした。

ちなみに総資産400億ドルは約3兆3000億円で、これもピンとこない数字ですね・・・。

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